私は2017年12月、会社創立35周年の節目に、父の創業したこの福祉の里の社長に就任しました。
会社に入社する以前は、1994年からアメリカ・ロサンゼルスで暮らし、将来会社を継ぐことになるとは考えもせず、発達障がい児の療育というやりがいのある仕事にがむしゃらに取り組んでいました。多様な人種の集まるロサンゼルスという場所で、言葉や文化など様々な壁にぶち当たりながらも、大好きな言葉である『負けじ魂』を胸に、日本人代表くらいのつもりで頑張っていました。結構熱かったんです(笑)。
そんな私がひょんなきっかけから2015年に日本に戻り、会社を継ぐことになりました。
それまで日本できちんと働いたこともなく、介護業界のこともわからない私が社長になってみんなの役に立てるのだろうか、と正直迷いました。でもまわりがどう思おうと、自分は自分。頑張れば何とかなる、という楽観的な性格も手伝って、せっかくならアメリカで学んだ事を活かして自分にしかできない会社づくりをしよう、と決めました。介護の現場は現場担当のスタッフに引き続き頑張ってもらい、私はみんなが楽しく、やりがいをもって働ける会社の仕組みづくりを進めています。従来の枠にとらわれず、どんどん新しいことにも取り組んでいきたいと思っています。
大変なこともあるけれど、人の役に立ちたい、本当に喜んでいただける仕事がしたい、という皆さん、私たちと一緒に介護のお仕事をやってみませんか。
代表取締役社長